WEBサイトの需要の高まりから自分でサイトを作成したり、新着記事を更新することができる
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の要望が多くなってきております。
その中でもCMSの代表格ともいえる「WordPress(ワードプレス)」は圧倒的なシェアの高さを誇っています。
WordPressは数あるCMSの中でも6割を占めるといわれており、世界中にあるサイトの4割はWordpressで
作られているといわれております。
そんな圧倒的なシェアを誇るWordpressですが、使う上では特徴やメリット・デメリットがあり、
理解したうえで、利用するか判断してください。
今回は、Wordpressを使うかどうが判断するためのポイントを解説していきます。
WordPressを使う上のメリット
- 無料で使うことができる
- 簡単な操作でサイトを作成することができる
- カスタマイズの柔軟性が高い
- 行き詰ったときに参考にできるサイトが多い
①無料で使うことができる
②簡単な操作でサイトを作成することができる
WordPressには「テーマ」という機能があります。これはあらかじめ必要な機能やデザインがすでに作られているテンプレートでサイト作成者は、このテーマをうまく使用することで簡単にサイトを制作することができます。
テーマは有料、無料があり種類が多数ありますので、ご自分のイメージにあったデザインを選ぶことができます。
③カスタマイズの柔軟性が高い
簡単にサイトが作成できる上、もっと柔軟にカスタマイズしたい場合はHTMLやCSSによるカスタマイズも可能です。
またWordpressの代表的な機能とも言える「プラグイン」は、サイトの機能を拡張させるプログラムであり、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトにお問い合わせフォームなどの様々な機能を持たせる事が出来ます。
プラグインは有料・無料数多くありサイトにどんな機能を持たせたいかにより使いわけをします。
④行き詰ったときに参考にできるサイトが多い
世界の4割のサイトがWordpressで作られていますので、Wordpressでサイトを作る人もその分多くいます。
公式ホームページである「Wordpress.ORG」の他、WEB制作会社や一般の方が丁寧に使い方をインターネット上に公開していますので、行き詰った時にはインターネットを探せばヒントが見つかることがほとんどです。
最近はトップブロガーの方が立ち上げから作り方を紹介していたり、テーマごとに解説があったり資料が充実しています。
WordPress.ORG
https://ja.wordpress.org/
WordPressを使うデメリット
そんなメリットも多いWordpressですが、デメリットもあります。
①見た目が似たようなサイトになりやすい
先に説明した「テーマ」は簡単にサイトが作れる反面、多くの人気のテーマを使う傾向にあるため、
サイト全体の見た目が似ているサイトになってきます。どうしても「他にだれにも使われていないサイトが作りたい」のような気持ちをもっている方にWordpressで実現させるには時間と手間がかかります。
②複雑・大規模なシステムには不向き
WordPressはもともと個人ブログの作成を目的に作成されたツールです。そのため会員専用商品購入サイトなどの複雑なシステムは不得意です。先に紹介したプラグインにそれを実現する機能がありますが、機能に制限があったりと使い方を工夫する必要があります。そのようなシステムを構築したい方は、そもそもWordpressで作成する必要があるものなのかを検討頂きたいです。
<Wordpressで作成しやすいサイト>
- 個人ブログ
- コーポレートサイト
<Wordpressに不向きなサイト>
- 有料会員サイト
- ログイン機能付きマッチングサイト
- その他複雑な処理が必要なサイト
③新しい技術の移り変わりが早い
こちらはWEBデザイン全般に言えることですが、新しい技術への移り変わりが早く、覚えた知識もすぐ古くなってしまいます。そのため常に情報をアップデートし、自分自身の知識も代謝させないとすぐに取り残されてしまいます。
とはいえWEB作成する根本の部分は変わりませんので、しっかり基礎を身に着けつつアンテナを張って勉強に取り組む必要があります。
最後に・・・
ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
WordPressはメリット・デメリットがあり万能とは言えませんが、特徴を踏まえて上で使っていただくととても有効なツールになります。
WEBサイトの作成はネット情報の知識を身に着ける良い勉強にもなりますので、ご興味がある方は一度トライしてみてはいかがでしょうか